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| ポリエチレンテレフタレートはテレフタル酸あるいはテレフタル酸ジメチルとエチレングリコールを重縮合して得られる熱可塑性ポリエステルである。そのすぐれた性質を活かして繊維、フィルム、ボトルの用途で広く使用されている。 |
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融点が256℃、Tgが約70℃の結晶性樹脂で、PBTより分子鎖が短く、剛直な分子構造である。 |
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PBTに比較し、結晶化速度が小さく、かつ高温でなければ結晶化が進まない。 |
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結晶性であるので、耐有機溶剤性、耐油性にすぐれる。しかし、フェノール、クレゾール、0-クロロフェノール、塩素化炭化水素などには侵される。濃硫酸、濃硝酸では分解する。 |
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エステル結合を有するため、耐熱水性、耐アルカリ性はよくない。 |
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疲労強さは大きい。 |
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体積固有抵抗、絶縁破壊強さ、耐アーク性などの電気的性質はすぐれている。 |
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ガス透過性は小さい部類に入る。二軸延伸するとさらに向上する。耐候性は比較的良好である。 |
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二軸延伸を行うことにより、強度、ガスバリア性が大きく改良される。そのため食品包装用フィルム、ボトルなどに使用される。 |
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成形前に予備乾燥が必要である。 |
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| 1. |
フィルム用途:
磁気テープのベースフィルム、各種食品用包装フィルム、FPD(フラットパネルディスプレイ)用光学フィルム、FPD用工程用フィルムなど |
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ボトル用途:
清涼飲料水のPETボトル、洗剤容器など |
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| 日本における非繊維用PETの2007年の生産量は70万トンで前年比2%増であった。非繊維用途では、容器用が45%、その他が55%である。フィルム関連では以前はVTRテープ等の磁気テープが中心であったが、DVDやメモリースティックの普及で減少し、現在注目を浴びているのはFPD関連に使用される厚肉(200μm弱の厚みのもの)フィルムで、本用途向けフィルムの増産を行っている。 |
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| 【強化ポリエチレンテレフタレート(強化PET)】 |
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電子部品用途:
スイッチ、コネクタ、コイルボビン、トランスボビン、コンデンサーケース |
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電気部品用途:
アイロンハンドル、ホットプレートフレーム、電子レンジ部品 |
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自動車用途:
排気ガスバルブ、フォグランプホルダ、ランプハウジング、オイルフィルター |
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その他の用途:
チェアアーム、カメラ部品、ケミカルポンプ部品、ガスメータ部品 |
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| 日本における強化PETの2004年の需要量は2万トンを超え国内生産高は過去最高になった模様である。用途別では、自動車が最大で、家電、機械・その他、電子の順に続いている。 |