医療器具
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医療器具
健康診断で目に留まる検査セットの大部分がプラスチック化されていることにお気づきになったでしょうか。プラスチック医療器具は私たちの健康を守る医療現場に欠かすことの出来ない存在になっています。プラスチック製医療器具には、プラスチック材料が不活性材料で安全なこと、透明で内容が確認できること、柔軟・弾力性があり、多少の衝撃では破損しないこと、成型法法や滅菌方法が確立されディスポーザブル仕様が合理的な価格で実現出来ること等多くの利点があります。医療器具のプラスチックには広くは容器・ケース用途と透析膜や関節などの機能用途がありますが、本サイトでは容器・ケースの範囲でご紹介します。機能用途については別途ご相談ください。
医療用容器・ケースでは溶出物があったり、それ自体が内容の薬液あるいは血液と反応することがないことと、衛生的に加工され便利に機能することが必要です。このため、低分子量成分の少ないグレードを、添加剤系についても注意して選択する必要があります。滅菌方法は、樹脂と製品の用途に応じて選択されます。
容器用途の例
輸液バッグ・輸液ボトル用途には輸液セット用PVC、PE、PPグレードが 使用されます。用途に応じて酸素バリア祖層としてEVOH、PAが複合されます。チューブ類には弾性回復に信頼のあるPVCが用いられますが、PE,PP,TPE系での開発が進んでいます。滅菌処理には蒸気ないしγ線法が用いられます。
器具ケースの例
ディスポーザブル注射器セットにはPP(シリンジ、プランジャー)TPE(プランジャー)、が用いられ、γ線・EOG滅菌処理がなされます。人工腎臓透析器ケースにはPC、PSが用いられ、γ線滅菌されます。